天然地球素材-earth100%-について

akiko

天然地球素材-earth100%-と申します。

読みは“てんねんちきゅうそざい あーすひゃくぱーせんと”です。造語です。
英名表記の際は“earth100%”と名乗っています。
正式な屋号は『天然地球素材-earth100percent-』です。

「なんで“天然素材”じゃないの?」と、思う方がいらっしゃると思います。
なぜなら、“天然素材”という言葉の中に人が含まれていないからです。

人という存在も、地球という環境下においては自然界の一部であり、人が生み出した素材もまた、地球規模においては等しく素材の一つ。文明の発展の中で循環の輪の中になかなか戻れない素材も作ってしまったけれど、完全に否定せず、各自の責任の下「すべてが循環されていく環境を目指す」意識を持って向き合う。そういう思いを込めて、この屋号を掲げています。

群馬県利根沼田地域を中心とした県内および関東圏で活動中です。

織りを中心に循環する“ものづくり”体験を提供しています。

コンセプトは“あるモノで楽しむ。あるモノを楽しむ。”

私たちの生活は、地球からの借金で成り立っています。

WWF(世界自然保護基金)のサイトによると、地球の資源は世界平均で年間「地球1.7個分」が消費されているそうです。これは、日本の平均的な生活を基準にして計算した時に、年間で「地球2.8個分」の資源を必要とするということ。本来90歳まで生活できるお金持ちが30歳で一文無しになる、そんな生活を今の私たちはしています。

また、環境省のサイトでは「1年間で1度も着られない洋服は1人あたり約25着」「 1日にゴミとして捨てられる衣服はトラック約130台分」「今ある服を捨てずにもう1年着ると日本全体で約4万トンの廃棄削減に」とも公表されています。

手元にあるモノを工夫すれば“楽しい”は手に入る。

専用の物を使わなくても、工夫次第で問題が解決できちゃうってこと、ありませんか?

遊びやものづくりの世界も同じことが言えます。しかも、自ら手を動かして手に入れた物は、思い出や感情が宿り、愛情・愛着に繋がり、『大事にしよう』と思えてくるおまけ付きです。

天然地球素材-earth100%-では、ワークショップの道具や材料に“すでに役目を終えた物”や“様々な理由で不要となった物”を取り入れて展開しています。

そういった物に触れながら楽しく新しい価値を自ら生み出すことで、難しい考え抜きに“ほんの少し環境に意識を向ける”。天然地球素材-earth100%-の活動が、そのきっかけ作りになれたら、とても嬉しいです。

織る・繕う・染める体験を提供しています。

メインは段ボール製のミニ織り機を使った手織り体験です。

通販で手元に残る段ボール、編み終わった後の余り糸、何らかの理由でもう工場で使われなくなった糸たち……。そんな“一度役目を終えた存在たち”と“繰り返し使える物たち”を組み合わせて作る手織りの体験です。

通常イベントなどでは、手のひらに収まるくらいのサイズを織ってもらい、できた布を巾着やブローチ、お守りなどに変化させて当日お持ち帰りいただいています。

個別のオーダーや、特別なワークショップでは、『織り機を作るところから体験する』『道具や織る素材を現地で調達する』などのアレンジも可能です。

繕い(ダーニング)は、主に交流を目的としています。

“ダーニング”とは、西洋の“お繕い”のこと。天然地球素材-earth100%-での場合では、『糸を使ってお直しをする行為全般』をダーニングの内容として捉えています。

生地に馴染ませるも良し、遊び心あふれるワンポイントにしても良し。
思い思いに形作って、その様子やアイディアを共有しあえる場を目指しています。

2024年4月現在、織り関連のプログラム作りを強化しており、ダーニングの体験は休止しております。テストプレイの開催を検討中ですので、その際には一緒に楽しんでいただけたら、と思います。

染めは、不定期で行っています。

天然地球素材-earth100%-が染める糸は、草木染めや泥染めといった天然染料が基本です。体験では、自ら染めた糸で手織りをするといった“もの作りの流れ”を体感できる内容を目指しています。

2024年4月現在、織り関連のプログラム作りを強化しており、染めの体験は休止しております。ごくまれに不定期で開催する場合がありますので、その際には一緒に楽しんでいただけたら、と思います。

ものづくりが好きな人も、苦手な人も、楽しく過ごせるように。

 「ものづくりをする」と言っても、家庭、学校、仕事、ご近所付き合い……。私たちは日々「やらなくてはいけない事」が沢山あります。それらは、どれも大事な事や今後に活かされていることです。ただ、時間に追われている感じが拭えません。手仕事時間の優先度は低くなりがちです。

 ですが、「ものづくり」は自分の考えや感覚、嗜好と向き合いながら、技術の習得から完成までのプロセスの中で達成感を得られるというメリットがあります。かつ、適度に無心になる時間は、行き詰った時の良い気分転換になります。

 とはいえ、世の中には「作ること・手を動かすことが元々好き」と言う人ばかりではありません。「作ってみたい、職人さんの技に憧れる、でも不器用だし自信が無い」「初心者には難しそう」そんな思いを持つ方もいます。

 天然地球素材-earth100%-のワークショップは、どれも全くの初めてという方を前提にプログラムを構築しています。お1人ずつの得意不得意を否定せず、なるべく身近な表現を用いて、「分かりやすく、丁寧に」をモットーにお教えします。

 一方で、一定の経験を持ってらっしゃる方のために少しずつレベルアップしていくようなプログラムもご用意しています。身近なアイテムを作りながら基礎から応用へとステップを上げていく参加も、最初から応用のプログラムでスタートする参加も可能です。

2024年4月現在、長時間・複合的・大人数対応の個別プログラムを希望される場合は、会場やサポート人員の確保が最大の課題となっております。これらに対しても協力いただけることを条件に対応させていただいております。

地域性をテーマにした手織り商品を順次製造販売予定です。

2024年4月現在、みなかみ町の自然や町並み、利根沼田の環境など、地域をテーマにした手織りの商品を開発中。素材・柄・色などにストーリーを含ませたマフラーや雑貨類をご用意する予定です。

申し遅れました。わたくし、こう言う者です。

akiko
akiko
染織家/イラストレーター/少し版画家
Profile
幼少の頃から現在まで、絵を描いたり縫ったり刷ったり織ったりと、2次元にほど近い創作活動を続けています。 一人どっぷり作るのも好きだけど、皆でワイワイ言葉を交わしながら作るのも大好きです。 現在は「作る」ことを通した交流の輪づくりを目指しています。
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